食育

子どもたちの体の中に入るもの。できるだけ内部被ばくを抑えられるよう、十分な配慮と安全性に心がけています。

現在使用している食材について 栄養士 齋藤祐美

現在、給食に使用している食材は取引業者の方のご協力のもと、玉ねぎは佐賀県、人参は徳島県、じゃがいもは北海道、ごぼうや長ネギは青森県、レタスやトマトは兵庫県や長野県、熊本県のものなど、出来る限り福島県から離れた土地のものを納品していただいています。
また、北海道や島根県からの支援による食材の入手もあります。
原発事故による海への汚染を踏まえ、焼き魚や竜田揚げなど魚を使ったメニューは現在控えています。味噌汁などに使用している煮干しは、今使用しているものは震災前に入荷したものです。今後在庫がなくなり次第、煮干しではなく昆布でだしをとる予定です。
牛乳は海外もしくは北海道のものを…との武田先生のお話を受け、講演会までは栃木県や群馬県産の原乳を使用した牛乳を使用しておりましたが、現在は北海道の原乳を使用したものを使っています。

少しでも子どもたちの内部被ばくを抑えるため、安心安全な食材を求めて、インターネットを使ってお取り寄せ。私も出来る限り遠方の食材を自分の足で探し、放射能に対する勉強をしながら日々の給食やおやつを提供しています。
今度も、内部被ばくを抑えられるよう努めて参ります。しかし、どうしても食材の入荷が困難な場合、突然献立の内容が変更になる場合がありますので、ご理解の上、ご了承お願い致します。

食材の仕入れ先

有機農法でつくられたお米を、白米ではなく五分づき米にしてもらって入れています。新米の時期からは、放射性物質が胚と糖層に貯まるため白米に変えます。

野菜

厳選した県産・産地のものを入荷。

肉・魚

今は牛肉の使用はありません。豚肉は青森産、鶏肉は青森・宮崎産を使用。魚は現在、ノルウェー産のししゃものみ。

牛乳・卵

牛乳は北海道の原乳を使用したものをつかっています。卵は青森産の新鮮なものを使用。

飲料水は全てミネラルウォーター。

調味料

あかね醤油 ヒカリ中濃ソース カンホア塩 無添加合わせ味噌 種子島の洗双糖 富士酢 味の母など使用。

保育士の配慮

入園したての子どもたちは本当に好き嫌いが多く、野菜はぜんぜん食べれない。食欲もあまりない感じ。お箸もほとんどの子どもたちが使えません。乳幼児期は大脳が飛躍的に育つ時期です。大脳と、しっかりとした体をつくることの第一は『食べること』 好き嫌いは子どもの健全な発達に大敵!だから食事は大切な保育です。私たちは日々、子どもたちとの格闘です。

食は文化

まずは『たのしい食卓』づくり。お花を飾ってみたり、時にはクロスを広げてみたり、子どもと一緒におしゃべりしながら同じテーブルについて食べられるようにしています。
嫌いな野菜でもちょっとづつ。子どもたちの食べ方は『フルコース形式』必ず青菜から食べていきます。小松菜1本でも食べられたら副菜にはいるような運びです。少しでも食べられたら、たくさんほめてあげること。翌日は小松菜が2本に増えます。 次はお味噌汁で最後に主菜とごはんを食べます。何でも食べれるようになったらフルコース方式はとりやめです。こうした保育で卒園までには、好き嫌いはなくなります。
入園前はほとんどの子どもたちが、スプーンでの食事です。だからみんなが握り箸。はじめは食べる量よりこぼす量が多いくらいですが、3歳児からは『お箸』を使わせています。あまりうるさく言うと、食べる意欲がなくなりますから、その辺はほどほどにして、上手に使えた時はたくさん誉めるようにしています。


さとがおかようちえん2Fは『イタリアンレストラン』?

自園給食の設備をつくったときに、どうせなら食事のできる場所も欲しいなとふと考えました。
日本中探しても、乳幼児施設で食事専門のお部屋があるのは、ひょっとしたらここ「郷ヶ丘幼稚園」しかないかも知れません。部屋の壁は明るい黄色で統一しました。床はイタリア製のテラコッタタイルを使いました。小さい子のテーブルと椅子はドイツの保育教材から選びました。ちょっと大きい子たちのは、バリ直輸入品。本物ずくしのとっても洒落た雰囲気。ちなみに手洗い用洗面台は、園長手作りのガウディ調のタイル貼りです。

食器も大切

白磁の陶器を使っています。食器は落としたら割れてしまうもの。割っても誰も怒ったりしませんが、子どもは自然と気をつけるようになります。割れない食器(プラスチックなど)は経済的ですが、石油で作られたものです。幼い子どもには使わせたくありません。
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